山口市のおいしい水
【水道事業】
椹野川に流れている水と、市内6か所にある水源地の地下水から作られています。この水の汚れを取ったり、
消毒をしたりして、きれいにしてから、水道水として皆さんのお家にお届けしています。
水道水は、水道法により厳しい水質基準が決められています。毎日の水質検査や機械を使って24時間連続で監視を行っています。さらに、定期的に100項目以上の検査を行って水道水の安全性を確認しています。
【簡易水道事業】
阿東地域内の簡易水道は、比較的きれいな地下水と一部表流水から作られています。老朽化した水道施設は計画的に施設更新を行い、より安定的な水道水の供給に務めています。
簡易水道事業においても、毎日の水質検査や、定期的に100項目以上の検査を行って、水道水の安全性を確認しています。
【水道管の長さと工事】
水道水を届けるために、道路の下には水道管が埋まっています。その長さは1,471㎞もあって、まっすぐつなげると新山口駅から旭川駅まで届きます。古くなった水道管は、定期的に新しくする必要があり、山口市では年間20㎞を目安に工事を行っています。
【もしもに備えて】
山口市では、毎年防災訓練を行っています。
災害によって、山口市だけでは対応できないような断水が発生した場合を想定して、県内や中国四国地方の水道局と、互いに協力できる体制も構築しています。
飲料水は、大人で1日当たり3リットルが必要とされています。
災害などによってご家庭で水が出なくなった場合に備えて、3リットル×家族の人数分×3日分の備蓄をおすすめします。
市販されている飲料水には長期保存できるものもありますが、水道水の消毒効果は時間が経つにつれて薄れるため、水道水を備蓄する場合は3日程度で中身を入れ替えてください。
⼭⼝市上下⽔道局は、じゃ⼝から⽔道⽔が出ることの「あたりまえ」、⽔道⽔が安⼼・安全であることの「あたりまえ」を守る努⼒をしています。