ここでは、水質検査で使用している機器の一部や、検査室の風景、24時間365日連続監視を行っている施設などを紹介します。

検査室の風景

学校の理科室のような場所で検査を行っています。
皆様が目にしたことのあるビーカーやフラスコなどの器具もあります。その他にもたくさんの器具や機器、薬品があります。

機器紹介

検査室で使用している機器の一部をご紹介します。このほかにも様々な機器を使用して検査を行っています。

ガスクロマトグラフ質量分析計

試料（検水）を濃縮・気化させ分離したのちにイオン化し、含まれている対象成分の質量数を量ります。かび臭検査用（奥）農薬類検査用（手前）

イオンクロマトグラフ

試料（検水）をイオン交換樹脂等で吸着分離したのちに、電気伝導度や吸光度等を測定します。
陽イオン（ナトリウム、カルシウム等）及び陰イオン（塩素、フッ素等）検査用

高速液体クロマトグラフ質量分析計

試料（検水）を樹脂で吸着分離したのちに、イオン化し対象成分の質量数を量ります。
フェノール類及びホルムアルデヒド検査用

誘導結合プラズマ質量分析装置

試料（検水）を高温のプラズマトーチの中に噴射し、イオン化したものの質量を量ります。

水質は24時間365日監視しています！

常時監視装置

原水や水道水の、濁度、色度、pH、残留塩素などは24時間365日計器によって測定を行い、常時監視を行っています。
計器は定期的に手分析の値と比べ、ずれがないことの確認や調整を行っています。

末端監視所

浄水場や水源地だけでなく、お客様のお宅に近い場所にも水質モニターを設置し、24時間365日水質を監視しています。
こちらも定期的に手分析の値と比べ、ずれがないことの確認や調整を行っています。

バイオアッセイ

原水である川の水、着水井の水、水道水で魚を飼い、それぞれ水質に異常がないかを常に監視しています。
もし異常があった場合は魚の動きで知ることができます。