水道水を上手く使って私たちの生活をより健やかにしましょう

安全な水道水を作っています

山口市上下水道局では、椹野川や地下水を水源として水道水を作っています。
水源から取水した原水に含まれる不純物を、活性炭による吸着や砂によるろ過で取り除いたり、消毒をして、ご家庭にお届けしています。
毎日、水道のもととなる原水から出来上がった浄水までの各処理工程において水質検査を実施し、さらに定期的に100種類以上の物質についても検査をすることで、皆様の口に入る飲料水としての安全性と品質を確保しています。

画像:浄水のしくみ図解

水道水は経済的です

水道水は衛生的で清潔であり、その積極的な利用は経済的にも大きな利点があります。
わかりやすい例として、ボトルウォーターを飲む代わりに、水道水を飲むことで、大幅な節約が可能となります。
例えば、山口市上下水道局宮島庁舎1階に設置してある自動販売機のボトルウォーターは540mlで130円(令和6年10月現在)で販売されています。これに対し、一般的な設備のご家庭で20㎥の水道水を御利用いただいた場合、同じ量の水道水は約0.08円(令和6年10月現在)となります。
このことから単純計算になりますが、毎日ボトルウォーター1本を購入して飲んだ場合と、同量の水道水を飲んだ場合は、一年間で約47,400円の節約ができてしまいます。
併せて、365本分のプラスチックボトルの消費を減らすことで、ゴミ捨ての労力を軽減するとともに、環境保護にも貢献できます。

水道水を活用しましょう

美味しいコーヒーや料理には、きれいな水が欠かせません。また、入浴等により、身体を清潔に保つことは、皮膚病や感染症の予防に加え心身のリフレッシュにもなります。
毎日の生活のなかで、水の大切さを忘れがちですが、水道水があるからこそ、清潔な飲み水や料理、洗濯、入浴などにより、衛生的な生活が維持されています。
水道水の積極的な活用をお願いいたします。