水道管の冬支度をしてください

2023.12.01

水道管の冬支度をしてください

 寒さが厳しくなり気温が0℃以下になると、水道管やじゃ口、メーターが凍りやすくなります。さらに、マイナス4℃以下になると、凍結により器具が破損したり、ひび割れが生じたりする事故が多くなります。山口市では令和5年1月と令和3年1月の大寒波で水道管の凍結や破損事故が多いときには2,000件以上発生しました。また、その際阿東地域では、凍結・破損事故を原因とした給水制限が1週間程度発生する事態となりました。
 ご自宅などに引き込まれている水道管はお客様の財産であり、水道メーター以降で破損した器具の修理にかかる費用などはお客様の負担となります。
 冬場に長期間家を留守にするときや真冬日などは、水道管やじゃ口の凍結防止に努めましょう。
 特に長期不在時にはメーターボックスの中にあるバルブを閉めておきましょう。長期不在時に凍結して水道管が破損すると、不在時に水が出続けるようになる場合があります。
※メーターボックスの場所やバルブの開閉が出来るか確認しておきましょう。
 メーターボックスの場所が不明な場合には、下記お問い合わせ先までご連絡ください。

凍結の防止

1 水道管が凍結しやすい場所

(1)屋外で風当たりの強い場所
(2)北向きで日陰になる場所
(3)水道管がむき出しになっている場所

2  簡単にできる凍結防止の方法

(1)発泡スチロールを砕いたものや新聞紙を小さくちぎったものをビニール袋に入れて、メーターボックスの中に詰めて保温するとよいでしょう。
(2)水道管がむき出しになっている部分に保温チューブやタオルを巻き付け、これらが濡れないように上からビニールテープで覆うとよいでしょう。このとき、段ボールケースなどをスッポリかぶせるとさらに効果的です。
(3)夜明け前の冷え込みが予想される日の前夜には、風呂などのじゃ口を少し開けて、水を少しずつ出しておくと凍結しにくくなります。たまった水は洗濯などにご利用ください。
(4)温水器やボイラーの元栓を閉め、水抜きをするとよいでしょう。
※風呂場やトイレの窓をあけたままにしておくと、室内でも凍結する場合があります。
 換気がすんだら窓は閉めておきましょう。

凍結したときの対処法

1 凍結したときの対処

 凍結した水道管やじゃ口に熱湯をかけると破損することがあります。凍結したら、タオルなどをかぶせてその上からぬるま湯をゆっくりかけるか、ドライヤーで温めてください。
 また、自然に溶けるのを待つ場合はじゃ口の閉め忘れにご注意ください。
 なお、水が凍結することによって膨張し、水道管が破損している場合がありますので、水が出るようになった際は破損しているところがないかご確認ください。

2 破損したときの対処

 破損したときは、元栓(メーターボックス内のバルブ)を閉め、山口市上下水道局 指定給水装置工事事業者までご連絡ください。また、元栓が閉められないときには、布やテープを巻いて応急処置をした上で、下記お問い合わせ先までご連絡ください。
 破損した水道管は個人の所有物ですので、ご自身で修理を依頼してください。
 なお、お住まいが借家の場合は管理会社もしくは大家の方にご相談をお願いします。

ハンドル
ハンドル式
レバー
レバー式

3 積雪時のお願い(阿東地域)

 水道管の漏水の有無等を調べる際に水道事務所職員がメーターボックスを確認する場合がありますが、積雪時にはメーターボックスを探すことが非常に困難な場合があります。水道を使用されているご家庭におかれては、積雪時にはメーターボックス付近の除雪や場所が分かるような表示をしていただく等のご協力をお願いします。

地区別お問合せ先

北部地区(大殿、白石、湯田、仁保、小鯖、大内、宮野、平川、大歳)

水道整備課 給水担当
〒753-0043 山口市宮島町7番1号(上下水道局宮島庁舎1階)
TEL:083-933-6670

南部地区(小郡、秋穂、阿知須、陶、鋳銭司、名田島、秋穂二島、嘉川、佐山)

南部上下水道事務所 南部担当(水道)
〒754-8511 山口市小郡下郷609-1 小郡総合支所1階
TEL:083-973-8184

阿東地域

阿東簡易水道事務所(阿東総合支所内)
〒759-1512 山口市阿東徳佐中3417番地2 阿東総合支所1階
TEL:083-956-0981

関連リンク

このページに関するお問い合わせ先

水道整備課 給水担当

〒753-0043 山口市宮島町7番1号
TEL:083-933-6670
FAX:083-932-0838