対象事業

水道事業、簡易水道事業を対象とします。

計画期間

令和5（2023）年度から令和14（2027）年度までの10年間とします。

策定の目的

水道事業を取り巻く経営環境は、人口減少や水需要の低迷により収益の増加が期待できない中、施設等の老朽化に伴う更新需要が増大しており、厳しさを増しています。
このような経営環境の中で、将来にわたって安全な水道水を安定供給し、事業を継続していくことを目的として、「山口市水道事業経営戦略（山口市水道事業ビジョン）」を策定し、計画に基づいた効率的な事業運営に取り組んでいきます。

給水人口の将来推計

法定耐用年数を経過している構造物・設備の資産額

※ グラフ内の令和14年度の値は、老朽施設の更新をしなかった場合の資産額です

法定耐用年数を経過している管路の延長

※ グラフ内の令和14年度の値は、老朽管路の更新をしなかった場合の延長です

経営目標と１０年間の取り組み

安定した水道サービスの提供を継続する為、「安全」「強靭」「持続」の３つの経営目標に基づき、取り組んでいきます。

■ 安全　いつ飲んでも安全な水道

水質管理体制の徹底

市民の皆さんにいつでも安心して水道水をご使用していただくために「水質検査計画」に基づいて、定期的に水質検査を行っています。 また水道水の安全性をより高めるため、「水安全計画」に基づき水質管理を徹底し、安全な水道水の供給に努めます。

■ 強靭　災害に強く安定した水道

老朽化した施設の計画的な更新

柳井田水源地の全面改築を進めるとともに、管路や電気機械設備の計画的な更新を行い、安定した水道水の供給に努めます。

施設の防災対策

水道施設の耐震補強を計画的に実施するとともに、更新にあわせて水道管の耐震化を進め、地震による被害の抑制に努めます。
なお、洪水などの浸水被害を受ける可能性がある水源地では、防水壁などの対策を進めています。

■ 持続　次世代へつなぐ持続可能な水道

施設の再編に向けた取り組み

人口減少に伴う水需要の減少が見込まれることから、既存施設をそのまま更新するのではなく、施設の再編やダウンサイジングによる規模の適正化に取り組みます。

関連書類 ※ダウンロードします。

• 水道事業経営戦略（概要版） [PDFファイル]
• 水道事業経営戦略（本編） [PDFファイル]

このページに関するお問い合わせ先

上下水道総務課 経営財務担当

〒753-0043　山口市宮島町7番1号
TEL：083-933-6675
FAX：083-932-0810